音楽

2019年11月21日

上原ひろみ JAPAN TOUR 2019 “SPECTRUM” at サントリーホール

サントリーホールで、上原ひろみソロ・ピアノコンサートを聴いてきました。

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コットンクラブで聞いてから2年ぶり。


新しいアルバム「SPECTRUM」収録の曲をたっぷりと。



Spectrum
Hiromi
Telarc
2019-10-04



あの曲が聴きたいな、とお目当てもありましたが、ライブで聞くと、すべての曲の良さが際立ち、ああまた最初から聴きたい、と感じるように。

小さな体から溢れ出るエネルギー、不協和音と迫力の音、羽のように軽く優しいメロディに何度も泣きそうになりました。
(曲の感想はツアー終わってから改めて。)

ピアノって、こんなにたくさんのものが表現できるんだ…と、彼女の演奏はいつも、この楽器の魅力に気が付かせてくれます。続きを読む

akikoyanagawa at 08:38|PermalinkComments(0)

2019年11月13日

小沢健二 at 豊洲Pit『飛ばせ湾岸 2 nights』

豊洲Pitの小沢健二ライブ、行ってきました。
「飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ ドロップ前夜、豊洲」

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長く愛されている曲と、新曲が織り交ざった約2時間。
新曲「薫る(労働と学業)」にはじまり、「アルペジオ」「ラブリー」「僕らが旅に出る理由」「シナモン(都市と仮定)」「痛快ウキウキ通り」「フクロウの声が聞こえる」などなど。

セトリはLivefanに。
【小沢健二
飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ ― ドロップ前夜、豊洲】


So kakkoii 宇宙
小沢健二
Universal Music =music=
2019-11-13



90年代は、彼の曲のサビを知っていた程度で、数年前に長くファンの友人にZeppに連れて行ってもらってから聴き始めたこともあってか、割と最近の曲に思い入れがあります。
当時の「だいじょーぶ、なんとかなるよ」という気楽な雰囲気は変わらず、お父さんになって大きく変わった立ち居位置から描く世界が、聞いていてとても楽しい。
そんな私にとても嬉しいセットリストでした。当時の名曲に加え、最近の曲もバランス良く。

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ギター2本と、ベースにドラムスのバンド編成。
小沢さんは時々アコギに持ち替えながら。
「ハウリングしているギターの音が好き」と言い、途中でノイズ対策を外してもらったりしながら、楽しそうに弾いて歌ってぴょんぴょん飛んで叫んでいました。

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スキップしちゃいそうな軽快なテンポの曲が、白根 佳尚さんのキレキレドラムで、ますます元気はつらつに。この方のドラム好きだなあ。

そのほか前半では、「今夜はブギーバッグ」のフレーズが流れて客席がヒートアップする中、袖からスチャダラパーの面々が飛び出してきたものだから、会場中大合唱に!
おととし連れて行ってもらったフジロックで、雨の中同じようなメンバーで聞いたブギーバッグも楽しかったなあ、と思い出していました。
「そうだ、こういうときに写真撮って撮って!そんで、スチャダラパーキター!ってツイートして!」と、全員でポーズをとってくれたりするものだから、お客さんのほうが慌てちゃって騒然としていたのも楽しかったな。

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曲をつくるのに、僕はたくさん時間がかかるんです、と小沢さん。続きを読む

akikoyanagawa at 09:38|PermalinkComments(0)

2019年10月09日

STING MY SONGS JAPAN TOUR 2019 at 幕張メッセ

先週末の、わくバン出演NARUTO 20周年ライブに続き、再び幕張メッセへ。週に3回も幕張に行くことになるとは!

今回はStingのライブ。
端っこではありましたが、前から2列目という良席で聴いてきました。

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心臓に直接音楽が届く。ああ、ここでこうして聴いていられて幸せだなあ〜とずっと感じていました。

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「Englishman in New York」を会場みんなで歌ったの楽しかったな。

1987年のPV。


今回バージョン。


「Brand New Day」は、シェーン・セイガーのハーモニカが小粋で楽しかった。

「Brand New Day」1999年のPV。


これは去年末にアップロードされている、最近録音の「Brand New Day」。


「So Lonely」は、アルバムで聴いていた、刺すような鋭い声ではなく、丸く深みのある歌声。攻撃的な印象ではないこの曲も良いなあ、と感じました。

「So Lonely」1980年のPV。


「So Lonely」今回バージョン。



セットリスト:
【OCT 9 2019 Sting Setlist:Setlist.fm】

有名な曲を多く使ったセットリストだった、というのもあったけれど、続きを読む

akikoyanagawa at 23:00|PermalinkComments(1)

2019年10月06日

20年間の愛でぎゅうぎゅう「NARUTO to BORUTO THE LIVE 2019」

ナルトとボルトの20周年記念ライブ、「NARUTO to BORUTO THE LIVE 2019」。幕張メッセイベントホールにて。

【イベント公式サイト】


<近く、当日の様子の放送・配信アリ>
11/4(月・祝)19時〜23時、2日間の様子を見られる配信あり。
有料のサービスですが、30日まで無料体験あり。
【『NARUTO to BORUTO THE LIVE 2019』大盛況に終わったライブを「Paravi」「あにてれ」で一日限りの独占見逃し配信決定!!(2019.10.7)】

テレビ東京「アニレコTV」で、10/21(月)深夜に当日の様子が流れるそうです。
アニレコTVはwebで放送後、見逃し配信も1週間見られるのありがたい。東京以外の地域の方もこれあれば見られますものね。

見逃し配信はここで。

https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/anireco/



開催両日行ったのですが、一つの作品のために集結したファンのパワーにただただ圧倒されていました。

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私は実はちょうど世代がかぶっていず、作品自体の内容をうっすらとしか知る程度だったのですが、長く続く作品には、それに値する魅力があることを、頭ではなく体中で感じた2日間。
作者さん1人の頭の中からスタートした物語が、20年の間に関わったスタッフやファンで、少しずつ力を合わせて世界観を固めてきたんだなあーと、とてもあたたかい気持ちになりました。凄い作品だなあ!

NARUTOとBORUTOの声優さん、オープニングやエンディングを歌ったミュージシャン、舞台版の俳優さんが次々登場し、怒涛のパフォーマンス、3時間半はあっという間でした。

1日目と2日目では、出演者が少しずつ違っていたので、前日とは違う内容になっていたり(声優さんで言うと、2日目は水樹奈々さんがいるので、声優さんによる朗読劇の割り振りや展開が変わっていた)、1日目の内容を踏まえての笑いを差し込んでいたりと、台本通りではない、アドリブ展開も見せる余裕のある出演者たちも。

1日だけ参加の人はもちろん、2日間参加した人たちは「より美味しい」内容になっていました。



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2日間を通して、やはりいちばん印象的だったのは、作品の魂、大事な部分を担っている、声優さんたちのトーク。
時間も一番長く割かれていた気がします。

主人公NARUTOは、20年続く作品の中で、少年から子どもを持つお父さんに。
声をあてている竹内順子さんは、「少年の声ならまだしも、大人になった男性の声を、女性の私が当てる…どう変化させたら良いのかすごい悩んだ」と言います。
 
声優さんてすごいなあ、と思ったのは、その理由が、「声変わりをした男性の声が難しい」ということだけではなく、「大人の男性って、こういうシチュエーションでどう考えるんだろう?どう表現したら良いのだろう?」と、声に表すために、当人の心情を理解することが難しい、とおっしゃっていたこと。
 
それに対し共演陣は、「表面のことはどうであれ、NARUTO=竹内順子なんだから、どんなキャラクターが出てきても私達が受け止める」と返したのだそう。
 
俳優と違い、姿が出ないぶん、自分の生物的な位置づけとは違うキャラクターを演じがちな声優さん。竹内さんで言うと、ほんとうは女性なのに、男性を演じる、といったふうに。
それをさらに、声だけで表現する難しさ。

以前、知り合いの声優さんの仕事ぶりを間近で見せてもらっていた時期があり、そのプロ意識に衝撃を受けましたが、今回改めて、声優さんに今まで以上の敬意を覚えました。

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総合MCはノンスタイル井上さんと、美山加恋さん。
彼らのバランス感の良さ、とても心地よかったです。

言わなくてはいけないことは押さえ、忘れていたらお互いフォローし、ところどころアドリブでツッコミを入れ。レギュラー番組でやりとりをしているからこそ、なのでしょうね。

声優さんのトークでも、適度にからかいながらも敬意を示し、話していない人にうまーく声をかけて、みんなが表にでられるよう、気を配っていらっしゃいました。
 
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ミュージシャンが演奏している背後にはスクリーンがあって、続きを読む

akikoyanagawa at 23:00|PermalinkComments(0)

2019年08月31日

beatsの無線のイヤフォン、ついに

Powerbeats Pro、届きました。
イヤーフック付き、Bluetoothでつなげるイヤフォン。

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とろりとした乳白色がとても良い。

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耳に引っ掛けるフックだけでも安定しますが、ぐいっと耳にねじって押し込み装着するので、落ちる心配はまったくありません。それでいて違和感もなし。
帽子をかぶると、このフックが耳の上でぶつかりますが、許容範囲です。

beatsのイヤフォンは重低音が強く、代々いろいろ使ってきましたが、今回のこのPowerbeatsでもその重さは健在。
わくバンDrive the Worldとか松居慶子さんのアルバムEchoを聴いて、そうそうライブ会場でこんな感じだった!と、体にどしんと響く感覚に喜んでいます。

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iPhoneの隣に置くと、勝手にペアリングが始まって、2度ボタンを押せば接続完了。

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リモコン機能は、物理的に出っ張っているボタンなので、指で探りながら押すことができます。
上部のボタンで音量調節、bのロゴがある丸いボタンで再生(1押し)や曲送り(早く2連続押し)。電話を取ったりするのもこのロゴボタン部分です。

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ただし、ケースが大きすぎるのがちょっと不満。

去年買って使っている、別のメーカーの無線イヤフォン・Beoplay E8(白いほう)のケースサイズと比べると、2倍くらい違います。

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5分充電で1.5時間使用できるそうで、その充電能力を確保するために、このジャンボさは必要なのかもしれないけれど…持ち運ぶのはちょっとしんどいなあ。がんばるけれども。

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ちなみにその、今使っているBeoplay E8(白いほう)は、音が軽くてちょっとストレス。

ロゴのついた面をタップして「次の曲にする」とか、長く抑えて「音量を変更する」という操作の仕方も、つい触っちゃうと誤作動が起きたり、判定してもらうのがちょっと難しかったりと、若干難あり。
デザインは良いし、この形状でも落ちる心配は全然ないのは気に入っているのですが…またジョギング専用に戻そうかな。

買ったときの記事:
【真っ白bluetoothイヤフォン“B&O PLAY E8”All White】(2018.3.3)

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イヤーピースは、遮音性が高いサイレントピースを使っています。
早速装着。見た目も可愛らしくなるので、気に入っています。

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さあ。
これからまた、いろんな曲を聞くぞう。

akikoyanagawa at 21:04|PermalinkComments(0)

ラリー・カールトン&リチャード・ボナ@BLUE NOTE TOKYO

聴けてよかったと心から。
ラリー・カールトンのギターを、BLUE NOTE TOKYOで聴いてきました。
BLUE NOTEに20代の頃から通っているというステキお友だちが一緒で、なおいっそう楽しかった。

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彼がすごいミュージシャンかつギタリストなのは、ジャズにもギターにも疎い私でも知っていたので、ずっと気になっていて。
でもあんまり曲知らないしなあ、と迷っていたら、もう70歳超えている人だし聴いておいたほうが良いと勧められ、でかけたのでした。

待合のロビーではお客さん同士の挨拶があちこちでかわされ、たぶん音楽業界のプロたちが集まっているんだろうな〜と想像しながら眺めていました。

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ギターのラリー・カールトンと、リチャード・ボナがベース、サックス、ドラムス、キーボードの5人編成。
全員相当のベテランらしく、自信に満ちたクリアな音が、会場を貫き揺らしていました。最初の曲から観客席も大盛りあがり。

今回は予約が遅かったので、真横からステージを見る席で、ラリー・カールトンの手元はほぼ見えなかったのですが、途中ゲストのみをステージに残す場面で、続きを読む

akikoyanagawa at 00:54|PermalinkComments(0)

2019年08月26日

矢野顕子トリオ@ブルーノート

ブルーノートで矢野顕子トリオ、聴いてきました。
楽しかった〜!!!

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ピアノ(キーボード)矢野顕子、ベース(シンセ)ウィル・リー、ドラムスクリス・パーカーの3人バンド。10年、「誰も欠けることなく、同じメンバーで」続けているbluenote公演なのだそうです。すごい。

矢野さんの思った以上にパワフルな歌声、ウィル・リーさんのスラップのカッコ良さ!
クリス・パーカーさんのキレッキレのドラムスにも痺れたなあ。
それぞれ長く音楽を続けてきているからこその、余裕とオーラ、ブレない音楽性、安心して思い切り楽しめる空間でした。

ベースのウィル・リーさんは、続きを読む

akikoyanagawa at 23:00|PermalinkComments(0)

2019年05月19日

大江千里トリオ@ブルーノート東京

ブルーノート東京で「大江千里トリオ」のライブを聞いてきました。

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シンガーではなく、”Jazzピアニスト”の大江千里さんと、ベース、ドラムスの3人での1時間のパフォーマンス。

私はJazzに関しては、正直つまみ食いしている程度の知識しかないけれど、彼の演奏は、メロディが太い軸としてあり、それをJazzとして肉付けしていくスタイルで、面白いなあと思いながら聞いていました。

今回一緒に演奏しているドラムスのアリ(Ari Hoenig)さん、ベースのマット(Matt Clohesy)さんが、続きを読む

akikoyanagawa at 00:32|PermalinkComments(0)