2017年11月30日
上原ひろみ x エドマール・カスタネーダ@COTTON CLUB 2017
上原ひろみxエドマール・カスタネーダ@コットン・クラブ、行ってきました。
この規模のハコで、この距離感で見られて本当に良かった。
上原ひろみさんはジャスピアニスト、エドマール・カスタネーダさんは、エフェクターにつないだハープであらゆる多彩な音を紡ぎ出すジャズミュージシャンです。
2つの弦楽器で、セッションや上原さんのつくった曲を、1.5時間たっぷりと。
上原さん、パワフルな演奏をする人だ、とは聞いていましたが、
この規模のハコで、この距離感で見られて本当に良かった。
上原ひろみさんはジャスピアニスト、エドマール・カスタネーダさんは、エフェクターにつないだハープであらゆる多彩な音を紡ぎ出すジャズミュージシャンです。
2つの弦楽器で、セッションや上原さんのつくった曲を、1.5時間たっぷりと。
上原さん、パワフルな演奏をする人だ、とは聞いていましたが、
想像をはるかに超えていました。
演奏の勢いに圧倒されて、私も友人も、文字通り固まってしまい動けなかった。
火山岩が大地に撃ち落とされるような激しい音を刻んだと思うと、妖精が川面を飛び跳ねるように軽やかなメロディを奏でたり。
時にグランドピアノの弦の部分に手を突っ込んではじき、鍵盤のフタを閉めて、パーカッションのように叩いて表現したり。スニーカーを履いた彼女の足が床を打ち鳴らすと、自然と観客の手拍子が打つ拍を追いかけ、客席が湧きたちます。
音楽家や画家、彫刻家がよく、「私が先品を生み出しているのではなく、自分に降りてきたものを感じ取り、ただ表現しているだけ」と口をそろえて言いますが、上原さんを見ていて自然とそれが理解できました。
彼女は自分の中にある音楽を、ただただ表現しているんだなあと。そこに、常人以上の技術があることはもちろん、なのですが。
上原さんの世界を、さらに膨らませようと耳をすます、エドマールさんの弾く弦の音も、変化に富み一音たりとも聴き逃したくない!と思わせる美しさでした。
ハープってあんな音が出るんですね…!
先週同じ場所で聞いた、松居慶子さんの音楽は、大きく包み込んで高いところへ持ち上げてくれるのに対し、上原さんの音楽は、誰もが一緒に飛び跳ねまわってしまいたくなる、エネルギーを与えてくれるもの。
双方とも、CDを聞いて惹かれてライブに行きましたが、CDだけで満足している場合じゃありませんでした。
絶対いつか、また聴きに行こうと思います。
モントリオールでのライブのようす(Concord Music)。
カスタエーダさんとのプロジェクトのために描き下ろしたという組曲「The Elements」の中から「炎」。この組曲も聞きましたが、すごかったな…。
演奏の勢いに圧倒されて、私も友人も、文字通り固まってしまい動けなかった。
火山岩が大地に撃ち落とされるような激しい音を刻んだと思うと、妖精が川面を飛び跳ねるように軽やかなメロディを奏でたり。
時にグランドピアノの弦の部分に手を突っ込んではじき、鍵盤のフタを閉めて、パーカッションのように叩いて表現したり。スニーカーを履いた彼女の足が床を打ち鳴らすと、自然と観客の手拍子が打つ拍を追いかけ、客席が湧きたちます。
音楽家や画家、彫刻家がよく、「私が先品を生み出しているのではなく、自分に降りてきたものを感じ取り、ただ表現しているだけ」と口をそろえて言いますが、上原さんを見ていて自然とそれが理解できました。
彼女は自分の中にある音楽を、ただただ表現しているんだなあと。そこに、常人以上の技術があることはもちろん、なのですが。
上原さんの世界を、さらに膨らませようと耳をすます、エドマールさんの弾く弦の音も、変化に富み一音たりとも聴き逃したくない!と思わせる美しさでした。
ハープってあんな音が出るんですね…!
先週同じ場所で聞いた、松居慶子さんの音楽は、大きく包み込んで高いところへ持ち上げてくれるのに対し、上原さんの音楽は、誰もが一緒に飛び跳ねまわってしまいたくなる、エネルギーを与えてくれるもの。
双方とも、CDを聞いて惹かれてライブに行きましたが、CDだけで満足している場合じゃありませんでした。
絶対いつか、また聴きに行こうと思います。
モントリオールでのライブのようす(Concord Music)。
カスタエーダさんとのプロジェクトのために描き下ろしたという組曲「The Elements」の中から「炎」。この組曲も聞きましたが、すごかったな…。