ストームグラス東京湾華火2013

2013年08月09日

来日『American Idiot』@国際フォーラムC

Green dayのアルバム→ミュージカル化された、『American Idiot』
はじめての来日公演を観てきました。国際フォーラムCにて。

今回キャストのPV


作品自体のメイキング


迫力&クォリティ高いショーでした!
セットや映像の使い方、あと、舞台に乗ったバンドと合わさった音のパワー。
演者のレベルも高く、楽しめました。
ウィル役のCasey O'Farrell、ヘザー役Kennedy Caughellの歌声がすごく気持ちよかった。

ただ。
ストーリーの進みが早いので追いにくいのと、芝居やストーリー展開には力が入っていないので、演劇と言うと若干違和感がありました。私は今回、パンフレットのあらすじを先に読んでいたから、辛うじて展開が理解出来ましたが、初見で舞台を見ると「ん?あれ?彼はどうしてああなったの?」と混乱する部分も多いかと思います。
とにかく、Green dayの音楽がひっきりなしに飛んでくる感じ。ショーと言ったほうがしっくり来ますね。

舞台の色味から、『春のめざめ』をなんとなく思い出していたら、演出が同じ、マイケル・メイヤー氏なんですね。
終演後、トークショーがあり、マイケル・メイヤー氏ご本人登場、ついでに劇団四季時代に『春のめざめ』で主役やった繋がりで、柿澤勇人さんもいらしてました。
【→劇団四季『春のめざめ』ステージシート(2009年05月24日)】

Green dayのヴォーカル・ビリー・ジョー・アームストロングと、密に連絡を取り合いながら、舞台化したというこの作品。
マイケル・メイヤー氏いわく、現実から逃避するための作品ではなく(それを否定しているということではないようでしたが)、観た後に自分の中で考えが深まるような作品にしたかった、とのこと。
今回主役ジョニーを演じていたSEAN MICHAEL MURRAYも登壇していたのですが、自分が主人公と同じような煩悶を経験したこともあって、作品への思い入れを熱く語っておられました。

チャンスがあったらまた観てみたい。
今現在はもうないのかもしれませんが、時々Green dayのビリー・ジョーが役者として登場したこともあったとか。その熱気と行ったらすごいのだそうです。

21 Guns とWhen it's timeとHoliday生で聴けたの嬉しかったな。
しばらくアルバム繰り返し聞くことになりそうです。

もとのアルバムがこれで、
American Idiot
Green Day
Reprise / Wea
2004-09-21



ミュージカル版がこちら。


akikoyanagawa at 21:10 │Comments(0)TrackBack(2)

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