宮本亜門
2013年11月10日
『Merrly We Roll Along~それでも僕らは前へ進む~』@銀河劇場
宮本亜門演出の『メリリー・ウィ・ロール・アロング』を観てきました。
1934年に上演された同名の作品をもとにつくられた舞台の、日本語版。
『ウェスト・サイド・ストーリー』の作詞を担当したソンドハイムが、作詞作曲を手がけていて、日本公演ははじめて。
映画制作で成功したフランク(柿澤勇人)が、お祝いのパーティーではしゃいでいる1976年。
そんな中、フランクに難癖をつけるメアリー(ラフルアー宮澤エマ )。その場に今はいない“チャーリー(小池徹平)”を含めた彼ら3人は、かつて同じ夢を目指した仲間だったという。
そこから順々に、時を遡って行くという趣向。「なぜこうなってしまったのか?」次々展開する過去の彼らの姿の中に、その答えが現れてきます。
(以下ネタバレ含む)続きを読む
1934年に上演された同名の作品をもとにつくられた舞台の、日本語版。
『ウェスト・サイド・ストーリー』の作詞を担当したソンドハイムが、作詞作曲を手がけていて、日本公演ははじめて。
映画制作で成功したフランク(柿澤勇人)が、お祝いのパーティーではしゃいでいる1976年。
そんな中、フランクに難癖をつけるメアリー(ラフルアー宮澤エマ )。その場に今はいない“チャーリー(小池徹平)”を含めた彼ら3人は、かつて同じ夢を目指した仲間だったという。
そこから順々に、時を遡って行くという趣向。「なぜこうなってしまったのか?」次々展開する過去の彼らの姿の中に、その答えが現れてきます。
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2010年10月11日
宮本亜門演出『The Fantasticks』
宮本亜門演出の、The Fantasticks、観て来ました。
→【今回の亜門版サイトはこちら】
→【The Fantasticksのオフィシャルサイト】
高校生のときにはじめて関わったミュージカル。
オフブロードウェイで、60年たったいまも再演され続けている、息の長い作品です。
出演者は少ないし、舞台も板とポールだけ、という至ってシンプルな作品ですが、台詞のひとつひとつがとても綺麗なこと、テーマが普遍的で身近なので、すっと気持ちに入ってくるストーリーが、今でもとても好きです。
この人演出のを観るのは、2003年に続き、今回で二度目。
亜門氏はこの作品を、どうにか現代ふうにアレンジできないか、毎回試行錯誤しているようです。
正直、2003年観たときにはアレンジがきき過ぎている印象があって馴染めなかったのですが、今回は割とすんなり受け入れることが出来ました。
なにが違うのかわからないのですが…敢えて言うとすれば、原作を、きちんと大事にしていることを感じたから、でしょうか。
なにより、台詞がとても忠実な印象が強かったです。
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→【今回の亜門版サイトはこちら】
→【The Fantasticksのオフィシャルサイト】
高校生のときにはじめて関わったミュージカル。
オフブロードウェイで、60年たったいまも再演され続けている、息の長い作品です。
出演者は少ないし、舞台も板とポールだけ、という至ってシンプルな作品ですが、台詞のひとつひとつがとても綺麗なこと、テーマが普遍的で身近なので、すっと気持ちに入ってくるストーリーが、今でもとても好きです。
この人演出のを観るのは、2003年に続き、今回で二度目。
亜門氏はこの作品を、どうにか現代ふうにアレンジできないか、毎回試行錯誤しているようです。
正直、2003年観たときにはアレンジがきき過ぎている印象があって馴染めなかったのですが、今回は割とすんなり受け入れることが出来ました。
なにが違うのかわからないのですが…敢えて言うとすれば、原作を、きちんと大事にしていることを感じたから、でしょうか。
なにより、台詞がとても忠実な印象が強かったです。
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