映画

2018年07月08日

NTLive『アマデウス』

イギリスのナショナル・シアターでの舞台録画を、映画館で楽しめるNTLive。
【NTLiveラインナップ】
気になる作品をチェックして、時々観に行っています。

今回は、2017年2月2日オリヴィエ劇場で上演の『アマデウス』。
映画化もされた、1979年初演、ピーター・シェーファーの戯曲です。

作曲家モーツァルトの姿を、同じく作曲家であるサリエリの視点から描いています。
才能を持ち易易と開花させていく人間が身近にいて、それを指を加えてみていることしかできない苦しさや葛藤。
※史実とはだいぶ違う設定にはなっていて(この辺は販売されているパンフレットに説明がありました)、実際こういった感情のやりとりはなかったようですが…



同じ原作の舞台作品を、数年前に松本幸四郎さんサリエリで観たのですが、


(以下ネタバレというほどではないものの、作品の演出に関する踏み込んだ感想はあります)








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2018年02月27日

「PAPERS, PLEASE」ロシア発ショートフィルム

Steamで販売されていた入国審査官の地味ながらもドラマチックなゲーム、PAPERS, PLEASEのロシア発ショートフィルム。なんとなんと、日本語字幕つき。

あのシンプルな絵柄から、違和感なく世界観をリアル世界に起こしていて、見事です。

「フルバージョン見たい、お金払わせて!」ってコメントがあったけど超同意。
ジョージの登場も切に願います。

PAPERS, PLEASE - The Short Film (2018) 4K SUBS



日本在住(!)のLucas Popeさんが、9ヶ月で作った2013年のゲーム。


ゲーム版、キリンさんの実況が丁寧で好き。


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2018年02月03日

「エンジェルス・イン・アメリカ 第一部 至福千年紀が近づく」

興奮と、感想がまとまらない混乱。

なんだこの作品?!というのが、映画館を出る時の感想でした。
4時間の舞台映像「エンジェルス・イン・アメリカ 第一部 至福千年紀が近づく」を観てきました。
TOHOシネマズ日本橋にて。休憩2回、ストレートプレイです。



* * 以下ネタバレ含む * *

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1980年台、レーガン政権のもと、窮屈な立場で出来る限り自分を生きようと藻掻く人たちの物語。続きを読む

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2017年12月14日

『オリエント急行殺人事件』(2017)

テレビではなく、映画館で観てよかった、と生まれて初めて思った作品だと思います。
『オリエント急行殺人事件』観てきました。

既に内容は知っているし、ストーリー自体にものすごく感銘を受けた訳ではない。のですが!

映像の美しさが物凄かった。
TOHOシネマズ六本木の、特別サイズが大きいスクリーンで、さらにリクライニングできる贅沢シート※1)を選んだため、ほぼ視野が全部スクリーンという環境で観たのも大きかったかも。

しんとした雪山の中を、煙をたなびかせて進むオリエント急行、軋む車輪の音、対して贅を尽くした車内の暖かそうな空気感。
清潔なナプキンと、丁寧に調理された朝食、磨かれたグラスに注がれるワイン。
どっしりしたバーカウンター、重厚なスーツに、お金を掛けられた装飾品の数々。
スクリーンにのめり込みそうなカメラワークも、画面に映し出される色味も、ウェットになり過ぎず、淡々と進む展開の仕方も、びったり好みでした。

今回ポアロを演じているケネス・ブラナーは、続きを読む

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2017年11月13日

『One Man, Two Guvnors(一人の男と二人の主人)』National Theatre Live

『One Man, Two Guvnors』(一人の男と二人の主人)、2011年イギリス公演の映像観てきました。
イタリアの1743年コメディ作品を、イギリス公演用に設定を換えたバージョン。



Bloody 'hellをこんなに聴く演目久しぶり。コックニーな発音もたくさん出てきて懐かしかった。
(『Me and My Girl』で一時期よく聞いていました。)

カープールカラオケで有名な、ジェームス・コーデン主演で、彼はこの役でトニー賞も取っています。
最初から最後まで、どたばたのコメディ。

どのキャラも濃くて、その濃さを十二分に表現する俳優さんたちの力量にも感服です。見ているうちに段々と、みんなが愛らしく感じてきちゃうんだよなあ。

転換の度に、続きを読む

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2017年10月18日

ロザリー・クレイグ『AS YOU LIKE IT(お気に召すまま)』National Theatre Live

AS YOU LIKE IT(お気に召すまま)、2016年オリヴィエシアター公演の録画を映画館で観てきました。
シェイクスピアらしい、恋愛“交通整理”コメディ。
Polly Findlayポリー・フィンドレーの演出。



イギリスの舞台ならではの、くすんだ薄闇色の表現と、俳優のくっきりした存在感の対比が美しかった。

アメリカの舞台では、この曖昧な色は出てこない印象、もっとぱきっとしたクリアな色になります。そちらの良さももちろんあるのですが、シェイクスピアには、イギリス舞台のこのぼんやりした色がとても合う気がします。

こないだ観た、カンバーバッチのハムレット同様、続きを読む

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2017年09月22日

NTLive『No Man’s Land』(誰もいない国)

『No Man’s Land』(日本公開時タイトル:『誰もいない国』)の舞台映像、観てきました。
National Theatre Live。ライブビューイングの映像を収録したものです。
【National Theatre Live:No Man's Land】

2016年12月15日、ウィンダムズ劇場での公演です。





イアン・マッケランとパトリック・スチュワートがフィーチャーされた舞台。
初演は1975年、ハロルド・ピンターの作品です。

大きな事件が起きるわけでもないのに、続きを読む

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2017年08月03日

カンバーバッチ版『ハムレット』

ベネディクト・カンバーバッチ版『ハムレット』、2015年公演時に録画された映像作品を観てきました。
NT Liveのアンコール上映でようやく!池袋のシネリーブルにて。

hamlet_aug2017

BBCドラマ『シャーロック』で人気を博す彼のハムレットとのことで、チケット10万枚が予約当日に売り切れたという舞台です。

ストーリーはもちろんシェイクスピアのハムレット。
ただ、衣装がスニーカーにTシャツだったり、舞台床に土を敷き詰めたりと、古典作品の枠組みにとらわれない、斬新な演出が賛否両論話題になったそうです。
台詞も所々フランクなトーンを混ぜ込みながら、聞きやすいようリズムを整えています。
こんなにも続きを読む

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