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2018年02月03日

「エンジェルス・イン・アメリカ 第一部 至福千年紀が近づく」

興奮と、感想がまとまらない混乱。

なんだこの作品?!というのが、映画館を出る時の感想でした。
4時間の舞台映像「エンジェルス・イン・アメリカ 第一部 至福千年紀が近づく」を観てきました。
TOHOシネマズ日本橋にて。休憩2回、ストレートプレイです。



* * 以下ネタバレ含む * *

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1980年台、レーガン政権のもと、窮屈な立場で出来る限り自分を生きようと藻掻く人たちの物語。

エイズにかかることは絶望でしか無い時代に、感染した2人と、感染はしていないものの、ゲイであることをひた隠しにしている青年1人が軸になっています。

ウィットに富んだ、くすりと笑わせるセリフで話が進むものの、テーマは重たいし、レーガン政権に対する非難や、民族差別的な会話がいい時間続くシーンもあるし…寝てしまうかと思ったのですが。

飽きること無く、ただ登場人物たちがこれからどうなるのか、食い入るように見つめて、あっという間に時間が過ぎました。

正直、共感できるキャラクターは登場せず、時にイライラしたり、憎しみすら湧くことも。でも、彼らが口にする言葉には、驚くほどのパワーがあり、心が鷲掴みにされたり、はっとさせられてばかりでした。

「人はいつでも一人、裸で生きていく覚悟をしろ。
 そして、誰にも自分の歩く道の邪魔をさせるな」

Don't be afraid; people are so afraid; don't be afraid to live in the raw wind, naked, alone...Learn at least this: What you are capable of. Let nothing stand in your way.
--Tony Kushner, Angels in America, Part One: Millennium Approaches like


強烈に印象に残っている言葉です。邪魔をさせるな…か。

「現実味という意味では、映画のほうが明らかに表現力が高い。
でも、舞台はその設定を一度受け入れてしまうと、よりそこに繰り広げられる出来事が現実味を帯びる。」

4時間観終えた私は、この作品の演出家のインタビューでのコメントに、うなずかざるをえませんでした。

ファンタジーだけれど、現実を嫌というほど見せつける力がありました。
実は今回のは第一部。すごく気になるところで終わりました。

来月、第二部を観に行かなくては。映画館は満員、次は早目に席を抑えようと思います。
しかしこれ、3時間30+4時間の舞台を一日でやってたのか…すごいエネルギーだなあ!

【ナショナル・シアター・ライヴ:「エンジェルス・イン・アメリカ」第二部の紹介ページ】

【ナショナル・シアター・ライヴ:2018年のラインアップ】

舞台裏ビデオ。
第一部(1時〜4時半)と第二部(7時〜)は同日の公演、セットなど切り替えの様子も。


プライアー役のアンドリュー・ガーフィールドのインタビュー。
観ているうちにどんどん魅力が溢れてきて、目が離せませんでした。


ロイ役ネイサン・レーンと、ジョー役ラッセル・トヴェイ、の対談。
ロイとジョーの掛け合い、すごかった。
決して正しいことを言ってはいないのに、力強いロイの言葉。


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おおもとは1990年のトニー・クシュナーの戯曲。
2002年にはアル・パチーノがロイ役でテレビドラマにもなったそうです。

エンジェルス・イン・アメリカ [DVD]
アル・パチーノ
ワーナー・ホーム・ビデオ
2005-11-03



わ!麻実れいさんや堤真一さん出演で1994年上演てのもあったんですね。




akikoyanagawa at 00:03 │Comments(0)

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