2012年10月16日

谷山浩子xRolly & 谷山浩子x持田香織@スペース・ゼロ 2012

小学校4年生で出会い、高校生で再会し、今はほぼ全曲ソラで歌えるくらい大好きな、谷山浩子ワールド。

浩子さんが今年でデビュー40周年!
ということで、いろいろなイベントが目白押しでうはうはしています。

先月は、毎年恒例の4プログラム構成のライブ「猫森集会」に行ってきました。新宿のスペース・ゼロにて。

猫森


4年前に初めて聞いて、すっかりハマってしまった、RollyさんがゲストのBプログラム、それと持田香織ちゃんがゲストのDプログラム。
【谷山浩子xRolly(2008.9.15)】

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1.まずはRollyさんのBプロの様子から。
Rollyさんは、浩子さんと音楽世界的感覚がすごく合うようで、4年前に一緒にライブ出演以来、毎年ゲストで参加しています。

4年の間に何度も演奏した曲をまとめて、ライブ前にアルバム「ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団」も発売になりました。
で、今回のライブは、そのCDの並び通り、順番に全曲やるという、ありそうでなかなかない構成。

ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団
ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団
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過去の演奏映像をまとめたものがオフィシャルに上がっているのでぺたっと。


それぞれの曲が、Rolly x 卍のメンバーによって、いままで想像していたのと違う方向に、ぐんと立体感を持ってるなあ〜面白いなあ!とひたすら感心しつつアルバムを聴いていていたのですが、その中でもすごく好きなアレンジだった「Elfin」と「さよならDino」の、ライブでの演奏は半端無くかっこよかった!!!もうずっとこの演奏終わらないで…!と何度思ったことか。

「Elfin」は、

浩子さんのしっかり音程を刻む声と、Rollyさんx卍のギター、ベース、ドラムスが、不穏な森の靄や、責め立てる声に追われる焦燥感、スピード感がより強めていて、とてもドラマティックに。
もとのバージョンは、ぼんやりとした不穏さ、秘密の世界を覗いている感覚が強いように思います。それもミステリアスでいいのですが、全然違う印象にとにかくびっくりしました。

「さよならDino」ではRollyさん、一緒に歌っているのですが、その歌声が浩子さんの声ととても合うのです。ライブでこの曲の前奏が始まった瞬間、全身鳥肌!かっこいいなーRollyさんのギター。
浩子さんの歌声はかなりカラーが強いので、彼女と一緒に、ユニゾンで歌うのって難しいかと思うのですが、Rollyさんの声とは不思議と合う。Rollyさんは特に変わった声質でもないのに、お互いがお互いの特徴を打ち消さず、どちらかが目立ちすぎることもない。聴いていてとても気持ちいいのです。

「ねむの花咲けばジャックはせつない」のギターのアドリブ(ライブでは、違えて演奏していたので、あーここのメロディはアドリブなんだな!と知りました)の音の優しさも心地よかった。
また、「骨の駅」「KARA-KURI-DOLL~Wendy Dewのありふれた失恋」などで、時々入る小芝居がまたなんともおかしくて、すっかりお気に入りのアルバムになりました。
なんでも、発売日のamazonでのセールスが24位だったそうで!聞いた人の評判もいいんです〜とご本人たちも嬉しそうでした。

MCでは、アルバム録音のときの話もいろいろと。
自分のレコーディングが終わっていて、ほかの仕事や練習でへとへとなはずなのに、レコーディングスタジオにRollyさんは終わるまでずっと来ていた、とか、レコーディングでやる曲を、バンドメンバーとの帰りの車の中で延々聴き続け、聞き足りないので山手線の外側を聞き終わるまで車でぐるぐる周ったとか、Rollyさんの真面目な性格が垣間見えたりして、これもまた楽しかったです。

ライブのアンコールでやった、アルバムには入っていない、ピュアで邪悪なところのない「白い」曲、「NANUK」もこれまた素敵でした。

soundSet


さらに40周年ということで、先日10月14日深夜にはオールナイトニッポン(一日だけ復刻「ROLLY&谷山浩子のオールナイトニッポンR」)に2人で登場、さらに延々、いろーんな話をしていました。
Rollyさんのお姉さんの話とか。「骨の駅」をバックで流しながら、2人で解釈を入れたりとか。
Twitterで他に聞いている人のコメント見たりしつつ、爆笑しながら聞きました。またやってほしいなあ。

お互い、知り合いに話をすると「え?全然ジャンル違うのになんで一緒にやってるの?!」と言われるそうですが、これからも時々でもいいから、いろんな曲の谷山浩子xRolly版を聞いてみたいなー。
「電波塔の少年」「人魚は歩けない」「森へおいで」「ドッペル玄関」「王国」「手品師の夜」「SORAMIMI」「仇」「鳥籠姫」「海の時間」とかとかとか!

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2.Dプログラムは持田香織ちゃんがゲスト。
こちらは、浩子さんが以前やっていたオールナイトニッポンのディレクターさんがサポートに入り、DJブースっぽいテーブルでMC、番組のコーナーを復刻しつつ、途中立って浩子さんが演奏、という体でライブが進みました。

途中で持田香織ちゃんが登場。彼女は「恋するニワトリ」を歌ったのですが、この曲を小学生の頃に聞いて歌ってた、と話していたのであれ?私と一緒?と思ったら同世代なのですねー。なるほどなるほど。
ぽやんとした可愛らしい人で、話している様子を見ているとこちらもにこにこしてしました。
持田さんが、浩子さんに曲の依頼をし、「きみのともだち」を一緒につくったのが縁。

NIU
NIU
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お互い初対面のとき、「すごい人と会うんだ!」とキンチョーしていたことや、好きな漫画やネコの話で盛り上がったり、ホントにラジオの観覧に来たような不思議なライブでした。

もう一曲、持田さんは自分の歌「静かな夜」を、浩子さんのピアノで歌いました。

静かな夜/weather
静かな夜/weather
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浩子さんが、自分のではない曲を弾いているのがちょっと不思議。曲のとおり、静かで軽い音運び、伴奏も美しく、ピアノって良い楽器だな、とそんなことを思いながら聴いていました。

soundSetD


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来月11月には、浩子さんの、40周年コンサートが控えています。国際フォーラムにて。

こうして頻繁に浩子さんのライブがあるのは嬉しい反面、「"人前に出る生活をこなす自分"と、"曲をつくるときになまこのように家でじっとしている自分"の切り替えにはそこそこ時間がかかるんですよね〜」といった主旨のことを浩子さんは話していたのが妙に印象に残っていて…新たな浩子さんワールドも楽しみなので、人前生活が続いていること自体がちょっと心配だったり…余計なお世話かしら。


いずれにせよ。
私、浩子さんの音楽に出会えて、本当に良かったな。と噛み締めている最近です。
Rollyさんとの出会いで、ぐんと世界が広がった谷山浩子ワールドの今後に、ますます期待しています!

akikoyanagawa at 20:24 │Comments(1)TrackBack(0)

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音楽 | 谷山浩子

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この記事へのコメント

1. Posted by panenka   2012年10月22日 22:34
こんばんは。
先日blogにコメントをいただいたpanenkaです。

記事を読んでいると猫森集会の楽しさが甦ってきました。
うん、うん!と何度も頷きながら。
さよならDinoいいですよねー!
ROLLYさんと谷山さんの声って合う、合う。
>お互いがお互いの特徴を打ち消さず、どちらかが目立ちすぎることもない
まさに!
ねむの花咲けばジャックはせつないのギターはかわいらしく、それでいてElfinのかっこよさったら…
いろんな表情を見せてくれるからくり人形楽団大好きです。

ラジオ、骨の駅がBGMになっていたのですね。
深夜にぴったりな感じで♪
私、録音に失敗してしまって聴けず、いまだ悲しい気分です…(ρ_;)

今後のコラボも期待しちゃいますね☆彡

P.S.私もE-PL1使ってます!

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