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2010年05月07日

リアル脱出ゲーム「マジック・ショーからの脱出」

1月に引き続き、リアル脱出ゲームに参加して来ました。

今回はお台場Zepp東京2F。
観覧車に乗ろうとする人たちが、「脱出ゲームはこちらです!」の張り紙を、なんだろう?という顔で見ながら通り過ぎていっていました。

脱出ゲーム遠景2


今回は、「マジック・ショーからの脱出」。私は5月2日15時30スタートの回です。
公演がすべて終わったので、ここで流れのメモを書いておこうとおもいます。




◎チームのみなさんとご挨拶。そして今回のゴールは…
まずはランダムに渡された名札のマークに従って、自分のチームのテーブルに移動します。5人のグループ。(4人のところもあったようです)
お互いご挨拶をしていると、係の人が「あざ〜すっ!」とやってきて、なんと、私たちの手同士を「超高性能で外すことが不可能」な…普通のロープで手際良く結びつけて行きます。

ぐるりと輪になった状態で、手同士を結ばれた5人。
この状態のまま、まずは各テーブルに置かれたケースの中にある、クイズの山を解いて行くことになります。

もうひとつ、テーブルに置かれていたのはアタッシュケース。
これは「爆弾」!
2つのキーダイヤルを開け、その「爆弾」を爆発しないようにするのが今回のゴールです。





◎華麗なるマジックショー
ステージに登場したのは、マジシャンの高橋ヒロキさん。
見えない筈のトランプの数を当てたり、1000円札をさっと10000円札に“換えて”みせたりと、目の前で華麗なマジックを見せてくれます。それ自体は問題ないのですが、本人曰く「あれ?トランプのカードのサイズが2倍になっちゃいましたね」「調子がいいのかな?5000円を出すつもりだったのに10000円が出て来ました」

あー、これなにか謎解きに使うんだろうな、と思いながらも、すっかりショーを楽しみました。





◎ひたすらクイズ
さて。まずは、書類バッグに入ったクイズを分担して解き始めます。
出題用紙に書かれた問題を、同じくバッグに入っていたグッズを使って解き、解答用紙に記入するしくみのようです。

切り抜いてパーツを合わせ、浮かび上がった影を答えるものや、番号ごとに色を塗り見えて来た形を答えるもの(頭を使わないので私はこれをやらせてもらいました…)、私たちのチームの持ち物にランダムに貼られたテプラの文字をヒントに答えるなぞなぞなど。

解いたらそれを、解答用紙に書き込み(全て1つの単語、縦書き)、
ある位置を横方向に読んで行くと、「クローバーヲタノメ」=クローバーを頼め

頼む?
周りを歩いているスタッフのお姉さんに頼んでみるのですが、方法が違うと言われます。ん〜、とまわりを見回していると、目の前の大きなスクリーンに映った人が、「爆弾」アタッシュケースに、私たちも渡されていた携帯電話をかざしている謎の映像が流れています。
もしかしてこのとおりにやるのかな?と話し合っていると、これは5分おきに流れているのに気付いていない人多いな〜というようなことが、司会の人によりアナウンスされました。ヒント、だったのでしょうね。

しばし待って、そのビデオのとおりに、携帯電話のFeliCa部分を、アタッシュケースのシールに指示された順番でかざすと、「オーダー入りました」の放送が流れ、お姉さんがやってきて注文を聞いてくれました。
“クローバーを頼む”と、小さな鍵を貰えました。





◎チーム分割、別行動開始
私たちを繋いでいるロープの一部に、南京錠が付いているものが2つあって、そのうちのひとつにこの鍵が合致しました。解錠すると、まずその部分の人たちの繋がりを切ることが出来ます。

さきほどのクイズで使ったトランプに隠された、もう一つの謎を解くことで、残る1つの南京錠のキーロックも解除、これで、5人が3人+2人に分割されました。




◎厨房に調査に行こう!
はじめに言われた注意として、「チームに与えられたテーブルに、必ず誰かが残っていないといけない」というものがありました。
従って、動き回れるのは3人か、2人のどちらか。多勢のほうがいいだろう、という判断で、3人組が探索にでかけました。

とはいえ、そんなに広い会場ではないので、探しに行けるのは、厨房の中のみ。
私は2人組の方だったので待っていると、メモをしながら3人組が戻って来ました。

3人組が厨房で得たヒントを使い、出題用紙に書かれた、まだ解けていない問題にとりくんでいる間、私たち2人組も厨房に行ってくることに。
私たちの間を繋ぐロープには、サランラップの芯?のようなものが通してあって、「たぶんそれを使わないと解けないクイズがある」と言われたのです。

入って行くと、壁面に煌煌とライトが当てられている場所が有り、…別のチームの人がある場所にこのサランラップの芯を立てているのを見てしまいました。ははは。
順番が来て、壁面を見てみると「Sun Clock」という文字と、芯の断面図らしきイラストが。ここに芯を立てると、周囲に書かれた文字のうち、「けいさつしょ」の上に芯の影がぴたりと重なりました。





◎厨房ヒントからパスワードを入手
もとのテーブルに戻ると、3人組は厨房ヒントを既に解析し終えていました。
3人組の一部を繋いでいるロープには、等間隔にビニルテープが貼られていたのですが、それを厨房に当ててみると「ふたつをたせ」の言葉が得られます。
また、厨房に響く、動物の鳴き声。鳴く数と動物をメモしておき、出題用紙にある表(横が動物のイラスト、縦がサイコロのマスによる数表記)に当てはめて行くと、「しょうぼうしょ」

日時計の「けいさつしょ」、鳴き声から「しょうぼうしょ」、ロープから「ふたつをたせ」となるので、えーと、そうか110+119=229ですね。

3桁の数字を入れる場所といったら、アタッシュケース!
これでアタッシュケースの片方の鍵が開きました。





◎最後のヒントは…?
ここで行き詰まりました。「爆弾」の爆発まであと10分ほど。

実は、はじめのひたすらクイズ、のときに、解いていない問題があったのです。
そこを空欄にしたままでも、横に読んで「クローバー」を頼むことはできたのですが、解読できていないヒントが手元に残っていることは確か。

この脱出ゲームでは、過去の経験から、一度使ってもう用がないと思ったヒントを、再び違う形で使用する、というケースが多々あったな、ともみんな覚えていたので、この解けていないヒントがますます気になるばかり。
ほかの使用済みヒントも何度もひっくり返して調べてみたのですが分からず、全員寡黙になってしまいました。

と、残り5分のところで、マジシャンが再び登場。
なんだなんだ?と見ていると…3つ並べたワイングラスの中に、順にカードを入れて行きます。「Q」「4」「6」。そして「あれっ?」と呟き、壇上を降りて退場です。

えーーーーと…あ、もしかして、2倍?
彼のマジックは今日は2倍になっちゃう、というはじめのステージの前フリを思い出し、カードの数字を2で割ると、623、この数字で、もう片方の鍵を解錠、アタッシュケースが開きました。





◎さいごに爆弾を処理
中には、赤・青・黄色のゴム…じゃなくて“導線”が見えていて、ケースのポケットには数字が書かれた紙片。
えーとえーと、15という値があるということは…と、出題用紙を引っ張り出してみて、クロスワードパズルに目が留まりました。マス目の一部に、数字が添えてあります。

はじめのひたすらクイズのときに使った物ですが、そのときは時間短縮を図り必要最低限のマスしか埋めていなかったクロスワード。
ここで必要になるとは!と、みんなでマスを埋め、先ほどの紙片に書かれた数字のマスの文字を引っ張り出すと、「キルノハアカ」=切るのは赤。

はさみで赤い“導線”をちょっきん。下の板をめくると、さらに文字が書いてあり、「感謝の言葉 「あ」を「か」に変えろ」。たぶんこれが最後の問題です。

あと1分です、というコールに、半分パニックになりながら、「かりがとう?」「なんだろう?」。
使っていない言葉、どこかでさらっと流されたヒント…と思い返していて、はっと気がついたのが、今回ヤケに繰り返されているスタッフさんのありがとうございます省略形「あざ〜すっ!」という挨拶でした。みんなこの挨拶をしていて、ゲームが始まる前に、なんだろうね?と話していたのです。

「あざ〜す」だとしたら、「あ」を「か」にかえると、あっ「かざす」だ!

かざすと言えば携帯電話。
わさわさと物が溢れたテーブルを漁り、携帯を取り出して、めくった部分にかざすと音が鳴りました。ほどなく、終了の合図。

やった…!

脱出成功しました!

最後の1分に一気に脳を使ったせいか、終了後の解答解説は呆然とした状態で聞いていました。

脱出ゲームグッズ





◎余韻にひたる
脱出に成功しなくても、その過程が楽しいんだし、私は裏方で遠目に見ているわと思っていたのですが、次々ちりばめられた謎が解けて、パズルのピースが揃い、最後スパートでゴールに飛び込んだときには、もう、なんとも言えないわくわくぞくぞく感を味わいました。
私でもちょっとは役に立てるんだな〜と、なんだか自信がつきました。もちろん、1人ではとても解けないので、一緒に組んだ人たちのお陰ではあるのですが…。
初対面の人たちと、一緒にわいわい言いながらゲームをするという、シンプルな楽しみを存分に味わえるのも、このゲームの楽しさだと思います。

今回は、脱出できたから、というだけではなく、演出的にもとても丁寧につくられていて、いつも以上に面白かったです。
パズルが苦手な人でも、ちゃんと参加して謎解きに挑戦できるのもとても良かった。

そして予告されている「夜の遊園地からの脱出」もまたソソルなあ!絶対行こう。
よみうりランドで9月開催です。走り回るの、楽しそう!





◎過去記事
【リアル脱出ゲーム「廃倉庫からの脱出」(2010.1.26)】 [公式ページ内アーカイブ]

(「図工室からの脱出」は参加したものの記事書いていませんでした…一緒に行ったあひるさんの記事はここ。)[公式ページ内アーカイブ]

【リアル脱出ゲーム「廃校の教室からの脱出」(2009.2.26)】[公式ページ内アーカイブ]
akikoyanagawa at 06:59 │Comments(0)TrackBack(2)

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1. リアル脱出ゲーム「廃倉庫からの脱出」  [ yana's つれづれ ]   2010年05月09日 07:08
先日、リアル脱出ゲーム「廃倉庫からの脱出」に参加して来ました。 横浜の馬車道駅から徒歩数分の、BankART Studio NYKにて。 友だちに教えてもらって参加するようになり、今回で3度目です??..
2. 「リアル脱出ゲーム」  [ yana's つれづれ ]   2010年05月09日 07:09
クイズ好き友だちが教えてくれた、こんなゲームに参加してきました。 リアル脱出ゲーム「廃校の教室からの脱出」 私ははじめて知ったのですが、「脱出ゲーム」というゲームのジャン??.

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