2010年02月16日

劇団四季『美女と野獣』@四季劇場[夏]製作発表会

7月中旬に大井町に開場する四季劇場[夏](今は[春]と[秋]があります)。
そのこけら落とし公演の製作発表会に行ってきました。

新作?!とちょっと期待していたのですが、違いました。
(Sound of Musicもあるし、そう一年にいくつも新作は出しませんよね…良く考えたら。)

東京では12年ぶり、「美女と野獣」の東京公演です。
(初演が1995年なので“15年ぶりの開幕”という言い方をするようです。)
risa_sano


今日は作品に関する記者会見と、もうひとつ、新しいチケット販売システムをつくる、という発表がありました。
前回同様、質疑応答も含め、話題となったことを列記します。




1.なぜ「美女と野獣?」

こけら落とし公演に、「美女と野獣」をなぜ選んだのか。
risa_sano_asari

浅利代表曰く、「オープンにふさわしく、華やかな演目がやりたかった」

また、劇団四季で扱ったディズニーはじめての作品だし、1946年ジャン・コクトー監督の映画「美女と野獣」がとても気に入っていたし、思い入れがあるのだそうです。

あ、これですね。
美女と野獣 [DVD] FRT-270美女と野獣 [DVD] FRT-270
出演:ジャン・マレー
販売元:ファーストトレーディング
発売日:2006-12-14
おすすめ度:5.0
クチコミを見る




2.主役2人より

sano1997年からビースト役を、13年演じて来ている佐野正幸さん
ほかの役者さんとの交流や、自分がほかの舞台でほかの役を演じることで、自然にいろいろなものを吸収し、ビーストを演じる姿勢が変わって来ていると感じているそうです。

「長く演じていても、日々新しい発見がある。」たとえばベルの家にたくさんハートが隠されていることを最近まで知らなかったことに驚いたり(装置が細かい所までとにかく凝っている)。より新鮮な気持ちで、今回のこけら落とし公演に臨みたいとおっしゃっていました。

また、ビーストは最初のシーンから、登場するたびにどんどん変化してゆくので、それをどう表現するか、難しい課題だとも。



risa_s初演から作品に参加している、坂本里咲さん(はじめはパペット役、96年からベル役)。

ベルは毎日を前向きに生きていて、自分の価値観をしっかり持っている女の子。
登場するほかのキャラクターがとても親しみやすいし、人を愛すること・生きることの喜びがストレートにお客さんに伝わる作品だからこそ、多くの人に愛されているのだと思う。

15年前に比べて変わったところは?と聞かれ、ちょっと笑いながら「若さって素晴らしいということが分かった」と言い、「時間が経ってみて、愛の崇高さや、役の理解がより深まった」とも話されていました。



libraryまた、大切にしている場面はどこですか?という質問に、2人とも二幕の「図書館のシーン」
ビーストとベルの心がはじめて通じ合うシーンで、ここできちんと心が重ならないと、その後ふたりの気持ちが近づいて行くようすが表現できない、だから稽古でも丁寧に練習しているそうです。

あのシーン、照明のようすも、台詞の静かさも、確かに印象深いよなあ。





3.劇団四季スマートチケット

この公演から、新しいチケット予約のシステムがスタートする予定。

紙のチケットではなく、予約情報のみを照会するような話でした。「飛行機に乗る時(に携帯をかざす)、あのサービスのイメージです」。と言うことは、携帯を使うのかな…この辺は情報待ちですね。
マイルみたいな、リピーターが得するサービスも検討中のようです。

そのほか、マイページをつくって、趣味に合いそうな演目を提示したり、

たとえば「日曜日の昼公演にキャッツの空きがでたら教えてほしい」と登録しておくと、準備ができる段階でメールを送ってくれるサービス、

四季の管轄内で、購入後行けなくなったチケットを譲渡することができる、

贈答用ギフトカードの発行(受け取った人は、それを使って自分の好きな四季の演目を予約できる)、

福利厚生として四季の舞台を使っている企業は、企業内ネットワークから、福利厚生費を差し引いてチケットを購入できるようになる、

とのこと。

チケットレス、ポイント制、条件に合ったチケット情報を教えてくれるのは大歓迎。うまく実現するといいな。
譲渡も有り難いのですが、ほかの会社のサービスを利用してみて、トラブルへの対処やスムーズなやりとりにどう対応するのかが気になります。これも情報を待ちたいと思います。

ちなみにこのサービス、浅利代表によると「びっくりするくらいの予算をつけている」。
自分はよく仕組みは分からないが、キャッツのときに、空席情報データを、ぴあなどに設置してうまく行った例もあるし、時代のニーズがあるのなら、それをいち早く取り入れるべきだと思っているそうです。



4.ナンバー披露

ベルの「わが家」、ビーストの「愛せぬならば」が披露されました。
いつもとは条件が違いますが、近い距離で聞くナマ歌には、さすがにしびれました…。

初演のとき、それからも何度か観に行った『美女と野獣』。曲を聴きながら、歌詞をすっかり覚えていることを思い出しました。高校生のころからずうっと、身近にあった作品だということを改めて感じました。
アニメーション作品の世界観そのままの、あの華やかな舞台を思い出し、演じる人たちの意気込みや歌声を聞いていて、また観に行きたくなってきました。

最後に写真撮影。
今回はブログサポーター用に時間を取ってくれていました。
そんなに近くに寄れるとは思っていなかったので、望遠レンズのままで撮影…近すぎた…?
BB集合

サウンド・オブ・ミュージックに続き、こちらも楽しみにしています。



公演スタートは2010年の7月中旬。
チケットは、5月23日(日)一般発売開始。会員は16日(日)から(予定)。

美女と野獣 劇団四季版美女と野獣 劇団四季版
アーティスト:ボルフ・チェイス
販売元:エイベックス・トラックス
発売日:2000-04-19
おすすめ度:4.5
クチコミを見る



Clip to Evernote このエントリーをはてなブックマークに追加

akikoyanagawa at 03:15│Comments(1)TrackBack(1)この記事をクリップ!劇団四季 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 四季劇場[夏] 杮落とし公演 製作発表会見  [ みかん星人の幻覚 ]   2010年02月16日 06:53
劇団四季は、大井町に建設中の「夏劇場」杮落とし公演として、東京では15年ぶりとな

この記事へのコメント

1. Posted by みかん星人   2010年02月16日 07:00
TBありがとうございます。

東京は、赤坂の特設劇場でしたよね。
『オペラ座の怪人』と、このBBだけ上演したのでしたかねぇ。。。実は、東京でBBって観た事が無いのです(笑)

演目としてはとても楽しみですが、はい、新しいチケット・システムは、どーなるのか注目したいですね。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字