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2021年12月31日

劇団四季『アナと雪の女王』@四季劇場[春]

劇団四季のディズニーミュージカル『アナと雪の女王』観てきました。

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既に観た、舞台をよく観ている人たちの感想の歯切れが悪いのがちょっと気になっていた作品。
実際観てみて、あっなるほど…と思ってしまいました。

あの曲はどーん!と盛り上がるのですが、他のナンバーの印象が薄いのと、進むテンポが基本的にかなり早く、セリフが脳で処理できる前に次のシーンに進んでいる感じで、なんとなく落ち着かないのが残念。

『アナと雪の女王』、私は映画を観ていないので、一緒に観た甥っ子たちに、映画と比べるとどうなの?と聞いてみたのですが、フィーチャーしている部分が全く違う、との返事。知らない曲も複数あったそうです。

映画原作ではさらっと流している部分に大注目して作っているのが舞台らしい。
舞台でも成立するように、見る角度と寄る箇所を変えている感じかしら。
なんとなく主題が見えにくいのはそのためなのかもしれません。

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ブロードウェイでは割と早くに公演が終了した(コロナ禍のタイミングで閉まり、その後全国ツアー公演へ)のも、強烈なインパクトを残すシーンやメッセージがないからなのかなあ、と。

俳優さんは頑張ってました。
岡本さんと三平さんペアの日。アナという役は、
三平さんに合わせて作ったかのようなハマりっぷりですね。彼女を中心に舞台が回っているように感じました。
プロジェクションマッピングで表現される「魔法」を、エルサ役の子役ちゃん・岡本さんが易々と使いこなすので、世界を凍らせる力がまるでフツーに存在しているように、どんどん違和感なく思えてくるのが楽しい。

ただ、最初に触れたようにかなりスピードが速いので、セリフのニュアンスや表情、間の表現が味わえず、俳優さんの演技がどんどん流れていってしまう…なんとなく、「演劇」ではなく「ショー」を観ているのかも、と思った途端に、違和感はそこだったのかな、と腑に落ちました。

ショーだと思って観れば、私みたいにやもやせずに楽しめるのかもしれません。

キャスト表は液晶モニタに写す格好になっていたり、グッズはオンラインで予約すると帰りまでに受け取れる、など、新しい工夫もちらほら為されていました。
ショービズの世界も、いろいろ変わっていきますね。
akikoyanagawa at 18:07 │Comments(0)

劇団四季 

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