2009年10月24日
"BILLY ELLIOT" @IMPERIAL THEATRE
念願の、Billy Elliotを観てきました!!
所用があって、ワシントンDC、NYCをまわってきたので、その合間を縫って。
はじめてこのミュージカルを知ったのは、実は、友だちと鍋をしていて、流れていた曲の歌詞が変わった日本語に聞こえたのがきっかけ(→【それなりにフォエーバー】)。
サントラを買って、聞いているうちに気になって、ネットサーフィンをして情報を集めたりしていたら…今年のトニー賞受賞!
受賞作ともなると、チケットが高騰して取れないかな?と思っていたのですが、今回お世話になったNYC在住の友だちが、チケットブースまで行って買ってきてくれたのです。ありがたや?。
Billy Elliotは、2000年公開の映画を、エルトン・ジョンが曲を書くなどして2005年にミュージカル化した舞台。イギリスからはじまり、2008年にブロードウェイにやってきました。
"BILLY ELLIOT"
OCT 24 '09 at IMPERIAL THEATRE
BILLY : DAVID ALVAREZ
Mrs.WILLKINSON : KATE HENNIG
DAD : GREGORY JBARA
GRANDMA : CAROLE SHELLEY
TONY : DAVID LARSEN
GEORGE : DAVID HIBBARD
MICHAEL : KEEAN JOHNSON
SMALL BOY ; MITCHELL MICHALISZYN
LESLEY : CARA KJELLMAN
Billy Elliot [Original Cast Recording] Steve Pearce Decca 2006-02-07 売り上げランキング : 429 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
所用があって、ワシントンDC、NYCをまわってきたので、その合間を縫って。
はじめてこのミュージカルを知ったのは、実は、友だちと鍋をしていて、流れていた曲の歌詞が変わった日本語に聞こえたのがきっかけ(→【それなりにフォエーバー】)。
サントラを買って、聞いているうちに気になって、ネットサーフィンをして情報を集めたりしていたら…今年のトニー賞受賞!
受賞作ともなると、チケットが高騰して取れないかな?と思っていたのですが、今回お世話になったNYC在住の友だちが、チケットブースまで行って買ってきてくれたのです。ありがたや?。
Billy Elliotは、2000年公開の映画を、エルトン・ジョンが曲を書くなどして2005年にミュージカル化した舞台。イギリスからはじまり、2008年にブロードウェイにやってきました。
"BILLY ELLIOT"
OCT 24 '09 at IMPERIAL THEATRE
BILLY : DAVID ALVAREZ
Mrs.WILLKINSON : KATE HENNIG
DAD : GREGORY JBARA
GRANDMA : CAROLE SHELLEY
TONY : DAVID LARSEN
GEORGE : DAVID HIBBARD
MICHAEL : KEEAN JOHNSON
SMALL BOY ; MITCHELL MICHALISZYN
LESLEY : CARA KJELLMAN
劇場が小さく、舞台がとても近い、ということもあり、ダンスシーンの迫力がすごかった!
それも、ジャズやタップというミュージカルでよく見かけるダンスだけではなくて、バレエを身近で見るとうのも希有な経験で、(ギャクなどわからないところもたくさんありましたが、それでも)ものすごく面白かった。
ストライキ中の炭坑夫の父や兄を持つビリー少年が、ひょんなことでバレエを知り、バレエ教師にその才能を見いだされ、王立バレエ学校のオーディションを受けることになる…。
ビリーや彼の友だちだけではなく、まわりにいる大人がそれぞれ、いい存在感。
ビリーにバレエを教えるウィルキンソン夫人はもちろん、もともとボクシング教室に通わせていたビリーの父は大反対するものの、次第に息子の才能を知り、応援するようになるのですが、この無骨な父がまたなんとも素敵なのです。
バレエ教室にいる小生意気な女の子たちのコミカルなダンスや、炭坑夫のおっさんたちと一緒に踊る演出にも大爆笑。
ストーリー自体は政治色も強いし、重たいのですが、コメディ要素の強い台本なので、最初から最後までしっかり楽しめました。
圧巻は、大人になったビリーと、いまのビリー少年が踊る想像のシーン。
このシーンが、とても印象的でした。綺麗、とか、美しい、というのともちょっと違うのですが、とにかく、脳裏から離れない、一番覚えているシーン。
これは、エンターテインメントとして受けるのは納得だね、と、終わってから、友だちと二人で興奮して頷き合いました。友だちはバレエを習っているのでなおさら、見ていて面白かったようです。
古い劇場で舞台が近く、ぎゅうぎゅうと客席に座って観る雰囲気は、日本のそれとは違い、ものすごくリラックスして楽しめるもので、この経験もとても新鮮でした。
(ただし、遅れてきた人が途中から堂々と入ってきたり、おしゃべりしているひとを「しーっ!」とたしなめる声が何度も聞こえたり…リラックスし過ぎなところもありますが。)
これなら、舞台がはじめての人でも、1人でふらっと観ようかなと思う人でも、気楽に入れるよなあ、と、羨ましく思いました。
ぴかぴかで大きな劇場もいいけれど、こういう雰囲気の劇場でこういうものが観られるのなら、毎日でも通ってしまうかもなあ!
想像していた高尚なイメージではなく、もっと身近な舞台・ブロードウェイ。
ハマる人の気持ちが、なおさら分かってしまった夜でした。
(おまけ)
ウェストエンドの劇場がオフィシャルに公開しているプロモーションビデオ。
雰囲気は伝わるかな?
それも、ジャズやタップというミュージカルでよく見かけるダンスだけではなくて、バレエを身近で見るとうのも希有な経験で、(ギャクなどわからないところもたくさんありましたが、それでも)ものすごく面白かった。
ストライキ中の炭坑夫の父や兄を持つビリー少年が、ひょんなことでバレエを知り、バレエ教師にその才能を見いだされ、王立バレエ学校のオーディションを受けることになる…。
ビリーや彼の友だちだけではなく、まわりにいる大人がそれぞれ、いい存在感。
ビリーにバレエを教えるウィルキンソン夫人はもちろん、もともとボクシング教室に通わせていたビリーの父は大反対するものの、次第に息子の才能を知り、応援するようになるのですが、この無骨な父がまたなんとも素敵なのです。
バレエ教室にいる小生意気な女の子たちのコミカルなダンスや、炭坑夫のおっさんたちと一緒に踊る演出にも大爆笑。
ストーリー自体は政治色も強いし、重たいのですが、コメディ要素の強い台本なので、最初から最後までしっかり楽しめました。
圧巻は、大人になったビリーと、いまのビリー少年が踊る想像のシーン。
このシーンが、とても印象的でした。綺麗、とか、美しい、というのともちょっと違うのですが、とにかく、脳裏から離れない、一番覚えているシーン。
これは、エンターテインメントとして受けるのは納得だね、と、終わってから、友だちと二人で興奮して頷き合いました。友だちはバレエを習っているのでなおさら、見ていて面白かったようです。
古い劇場で舞台が近く、ぎゅうぎゅうと客席に座って観る雰囲気は、日本のそれとは違い、ものすごくリラックスして楽しめるもので、この経験もとても新鮮でした。
(ただし、遅れてきた人が途中から堂々と入ってきたり、おしゃべりしているひとを「しーっ!」とたしなめる声が何度も聞こえたり…リラックスし過ぎなところもありますが。)
これなら、舞台がはじめての人でも、1人でふらっと観ようかなと思う人でも、気楽に入れるよなあ、と、羨ましく思いました。
ぴかぴかで大きな劇場もいいけれど、こういう雰囲気の劇場でこういうものが観られるのなら、毎日でも通ってしまうかもなあ!
想像していた高尚なイメージではなく、もっと身近な舞台・ブロードウェイ。
ハマる人の気持ちが、なおさら分かってしまった夜でした。
(おまけ)
ウェストエンドの劇場がオフィシャルに公開しているプロモーションビデオ。
雰囲気は伝わるかな?
トラックバックURL
Facebookアカウントでコメントを書く
この記事へのコメント
1. Posted by yoshi 2009年12月28日 11:26
はじめまして!
自分もビリーエリオットの映画も舞台も感激しました。舞台は昨年10月、今年7月ニューヨークで、10月にはロンドンでも観劇しました。毎回、ラスト近くお父さんたちが炭坑にせり下がる場面で感動してしまい…(泣)
よろしかったら、自分のブログのビリーエリオットのコメント読んでみて下さい。
自分もビリーエリオットの映画も舞台も感激しました。舞台は昨年10月、今年7月ニューヨークで、10月にはロンドンでも観劇しました。毎回、ラスト近くお父さんたちが炭坑にせり下がる場面で感動してしまい…(泣)
よろしかったら、自分のブログのビリーエリオットのコメント読んでみて下さい。
2. Posted by yana 2009年12月29日 10:43
yoshiさん、コメントありがとうございます!
ロンドンでもご覧になったんですね。羨ましい〜。また雰囲気は違うのかな。
> 毎回、ラスト近くお父さんたちが炭坑にせり下がる場面で感動してしまい…(泣)
あそこ、シンプルだけれど印象強いですよね。私も思い出すだけで泣けます(笑)。
お父さんの、ごつごつしているけど温かい心がとても好きです。インペリアルシアターの、わさわさした雰囲気で観られたのも良かったように思います^^。また観たいなあ、とCDを聞きながら思っています。
Blogお邪魔しますね!
ロンドンでもご覧になったんですね。羨ましい〜。また雰囲気は違うのかな。
> 毎回、ラスト近くお父さんたちが炭坑にせり下がる場面で感動してしまい…(泣)
あそこ、シンプルだけれど印象強いですよね。私も思い出すだけで泣けます(笑)。
お父さんの、ごつごつしているけど温かい心がとても好きです。インペリアルシアターの、わさわさした雰囲気で観られたのも良かったように思います^^。また観たいなあ、とCDを聞きながら思っています。
Blogお邪魔しますね!