2008年12月25日
サンタフ・ブランド
BSで再放送を観ていて知りました。
(「こだわりライフヨーロッパ」の再放送『刑務所ブランドでよりよい社会を ?ドイツ ハンブルク?』)
あるブランドを立ち上げ、その企画から出荷までを手がけている、ドイツの刑務所があるそうです。
サンタフ刑務所内のブランドなので、そのままブランド名もサンタフ。
職業訓練プログラムの一環としてはじめたもので、専門店も少しずつ増えています。
シェービングセットやTシャツ、帽子、刑務所内でつくれるレシピ集(この刑務所は簡単な調理ならしてもいいことになっているらしい。因にイラストも受刑者が食材を使って描いています。)など。
↓そのレシピ集。日本のamazonでも買えるみたい!
Tシャツは終身刑とか、執行猶予というプリント付き。刑務所脱走ゲームもあって、そのお遊び度ににやりと笑ってしまいました。
(「こだわりライフヨーロッパ」の再放送『刑務所ブランドでよりよい社会を ?ドイツ ハンブルク?』)
あるブランドを立ち上げ、その企画から出荷までを手がけている、ドイツの刑務所があるそうです。
サンタフ刑務所内のブランドなので、そのままブランド名もサンタフ。
職業訓練プログラムの一環としてはじめたもので、専門店も少しずつ増えています。
シェービングセットやTシャツ、帽子、刑務所内でつくれるレシピ集(この刑務所は簡単な調理ならしてもいいことになっているらしい。因にイラストも受刑者が食材を使って描いています。)など。
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Tシャツは終身刑とか、執行猶予というプリント付き。刑務所脱走ゲームもあって、そのお遊び度ににやりと笑ってしまいました。
立ち上げには、デザイナーが手を貸したものの、商品展開や在庫管理、商品化のアイディアも全部、受刑者が担当しています。
おカタい商品だけではなくて、ちょっとしゃれの入ったものを売ることを特に管理者側がとがめず、実際それが売れている、というところが斬新だな、と感じました。
また、この収益の一部を、犯罪被害者の会に寄付しているそうです。
被害者の側からは、少しずつこの活動も受け入れられるようになっています。(もちろんまだ反発はありますが)
この企画に携わっている受刑者側というと、このお金が被害者に渡せる、と思うことで、自分が人を傷つけたという事実と向き合えて、また、出所後にちゃんと仕事ができるかも、と思えるようになり、再犯率も少し下がったらしいのです。
これがベストの方法だ、とは言えませんが、犯罪や犯罪を犯した人とどう付き合って行くのか、こういう模索の方法もあるんだな、と思いました。
おカタい商品だけではなくて、ちょっとしゃれの入ったものを売ることを特に管理者側がとがめず、実際それが売れている、というところが斬新だな、と感じました。
また、この収益の一部を、犯罪被害者の会に寄付しているそうです。
被害者の側からは、少しずつこの活動も受け入れられるようになっています。(もちろんまだ反発はありますが)
この企画に携わっている受刑者側というと、このお金が被害者に渡せる、と思うことで、自分が人を傷つけたという事実と向き合えて、また、出所後にちゃんと仕事ができるかも、と思えるようになり、再犯率も少し下がったらしいのです。
これがベストの方法だ、とは言えませんが、犯罪や犯罪を犯した人とどう付き合って行くのか、こういう模索の方法もあるんだな、と思いました。