「最も憂鬱な日」inイギリス断水

2005年01月27日

バスに乗って

時たま、違う駅で降りてバスに乗って帰ることがあります。

外が見える電車も好きですが、バスは町がより近くで見えるので面白さも倍増。
昨日もちょっと遠回りをして、お台場・東京テレポートのロータリーからバスに乗りました。

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平日のお台場、しかも19時すぎでは人もまばらです。
電気が消えかけている停留所の時刻表を覗き、まわりを高層ビルに囲まれて、ぽつんとバスを待っているのもなんだかいいものです。
ちょっと離れたところで、アマチュアらしきグループが映画の撮影をしていて、「アクション!」という勢いの良すぎる声が聞こえていました。

やがてバスが来て、200円を払って乗り込みます。乗客は私1人、貸し切り状態にわくわく。
観光地とはいえ、少し駅の周りを離れると倉庫や空き地が大半の町。その広い空き地越しに、蛍光灯の明かりを煌々と点けた巨大なビルが時たまのぞきます。道を歩く人はいません。さびしい谷間のような部分と、驚くほど華やかなビル街の対比が何ともいえなくて、その光景に釘付けになります。なぜか、これをみると落ち着くのです。

数分で東京テレポートセンター、そして東京都港湾局へ。次々に仕事を終えた人たちが乗り込んできて、あっという間にバスは満員になりました。

通勤で毎日バスを使っている人にとっては日常の光景なのだと思うのですが、私にとってはちょっとした非日常への小旅行。そのまま見慣れた家のそばまで、窓の外の眺めをしっかり楽しんで帰ってきました。

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大学生のころは吉祥寺でバスに乗っていました。
都バスとまた違った雰囲気が大好きでした。
http://www.kt.rim.or.jp/?yana/essay/chp-2.html#bus
at 10:43 │Comments(0)TrackBack(0)

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