2004年11月08日
「暗黒館の殺人」読了
ひと月かけて読んでいた「暗黒館の殺人」を読み終えました。正確には、読み終えてしまいました、かな。
毎日少しずつ、仕事場への行き帰りの電車のなかで、この何とも言えない世界に触れていたので、それがなくなってしまった今日は、なんだか落ち着かない気分です。
ミステリは好きでたまに読むのですが、こらえ性がなくてつい、後ろの方のページをちらっと・・・ということをやってしまう私。今回こそは!とガマンをしながらページをめくる毎日でした。
毎日少しずつ、仕事場への行き帰りの電車のなかで、この何とも言えない世界に触れていたので、それがなくなってしまった今日は、なんだか落ち着かない気分です。
ミステリは好きでたまに読むのですが、こらえ性がなくてつい、後ろの方のページをちらっと・・・ということをやってしまう私。今回こそは!とガマンをしながらページをめくる毎日でした。
理解しておくべき前フリが長くて、時にはじりじりもしながら読み進めて来ましたが、下巻の後半あたりで、それまで当然の事実と思いこんでいたことを、すこーんとひっくり返されました。その後はドミノ倒しのごとく、次々とどんでん返しが続きます。ということはあれは?えっ、じゃあ、これは?という感じで、夢中で文章を追いかけて、ついに昨日、寝る前に本を開いてしまい、一気に読み終えたのでした。
いつもと違ってじっくり読んできた甲斐があり、全ての種明かしを読んでから振り返ると、ああ、あの他愛のない一言はそういうことだったのか、と思い出し、更に楽しむことができます。
殺人事件が起きて、その真相が解明される、というよりも、もっと大きな、ある一家のナゾが少しずつ見えてくる、といった体の作品。ミステリを読みたくて楽しみにしていた人も多かったようで、感想を見ていると賛否両論ですが、私は楽しめたなあ。
さて、これから電車でどんな世界に浸れば良いのか、真剣に考えなくては。。。
いつもと違ってじっくり読んできた甲斐があり、全ての種明かしを読んでから振り返ると、ああ、あの他愛のない一言はそういうことだったのか、と思い出し、更に楽しむことができます。
殺人事件が起きて、その真相が解明される、というよりも、もっと大きな、ある一家のナゾが少しずつ見えてくる、といった体の作品。ミステリを読みたくて楽しみにしていた人も多かったようで、感想を見ていると賛否両論ですが、私は楽しめたなあ。
さて、これから電車でどんな世界に浸れば良いのか、真剣に考えなくては。。。
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1. クリスマスにはダリアの祝福を [ あひるちゃんがゆく ] 2005年12月25日 04:52
綾辻行人『暗黒館の殺人』、遅まきながらようやく読破。
いやもうこの量!まさしく読破って感じでした。
この厚さで、
2. 暗黒館の殺人?/綾辻行人 [ 個人的読書記録 ] 2006年03月06日 02:30
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