すごい食事、温泉旅館劇団四季on「ミュージックフェア21」

2002年12月24日

TVから聞こえて来た一言

今年の夏に、ヨーロッパで大規模な洪水があった。

その際、トラやゾウなど、体が大きく、避難させることが難しい動物を、安楽死させている動物園があった。どうしようもないとはいえひどいことするなあ、とやりきれない気持ちで観ていたのだが、そのニュースを読んでいたCNNのキャスターが最後にただ一言、

「飼育係の人は、さぞつらいことでしょう」と締めくくった。

その通りだ。
今まで横目で観ていた画面を振り向くと、もう違う表情で次のニュースを読んでいる彼がいた。

日本のニュースだと、おそらくここで「気の毒ですね」とか、感情的なコメントのやりとりがあるんだろうな、と勝手に想像をする。たぶん私も、そういうコメントが出てくるだろう、と無意識に考えていたのだと思う。だから、はっとして画面を思わず振り返ったのだ。

こういうときに、外から「なんてかわいそうなことをするんだろう」と、手を下す人を責めることは簡単だ。でも、当事者がその決定に至るまでに、どういう過程があったのかを考えないで、安易に一方の肩を持つ、というのは危険だと思う。

そのコメントを読んでいたキャスターのことが、実は私はそれまでどうも好きになれなかった。全くの私の偏見で、こういうことを言うから嫌い、とか確たる理由があるわけではなく、なんとなく。だが、その一言を聞いてから、その人をなんだか好きになってしまった。勝手にイメージで好き嫌いを決め手はいけないなあ、と反省。

※調べてみたら、CNNRichard Questさんというキャスターだった。

トラックバックURL

Facebookアカウントでコメントを書く

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
すごい食事、温泉旅館劇団四季on「ミュージックフェア21」