類は友を呼ぶTVから聞こえて来た一言

2002年01月04日

すごい食事、温泉旅館

正月休みに友達と温泉地にでかけました。

一緒に行った人は私を含めみんないい加減で、正月で旅行する人が多いと分かっているのに、半月前に宿の予約。既にそのとき余っていた旅館が一つしかなかったことに、警戒しなくてはいけなかったのだけれど、「予約できてよかったねえ」と呑気なことを言い合って、電車に乗ってののこのこ出かけました。

駅で電車を降りると、雪!おおお、遠くまで来たねえ、と言いつつ、旅館に向かいました。

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宿自体は、大きな普通の旅館。

割とこぎれいで、窓からは雪にうずもれた川が一望できます。


のんびり話をしていると、さて、夕食の時間。部屋で支度がはじまりました。

この夕食が、後々伝説に残る、脅威の内容とはこのときは全く予想だにせず、浴衣姿で私たちはお膳の前に座りました。

料理はコースになっていて、少しずつ順番にいろいろなものが出て来ました。
しかし、一品、一品と進むごとに、みんなの頭の上に「?」が浮かぶように。

体が分離していて、きちんと混ぜていないレトルトのコーンスープだと私たちは食べるまで思いこんでいた(銀杏と一緒にコーンが入っていた)、それは“洋風茶碗蒸し”。

どの料理にも何故かしめじが入っている。(大収穫だった?)

そして、ホイルにくるまれて火にかかっている物体。
なにか不気味なものを感じ、そっと開けてみると、大きな大きな米茄子の切れ目に、イクラが数個埋め込まれている?!
「イクラって火にかけていいの?!」とびっくりして口に入れると、お菓子のグミのようにいつまででも噛んでいられる不思議な食感・・・。

修学旅行で行った京都の宿で食べた、冷凍のハンバーグとエビフライが、私の過去の旅行先の食事ワーストワンだったのですが、あっさりその座を明け渡すあっぱれな内容。

いやもう、ここまですごいオリジナル料理が続くと、笑うしかなく、仲井さんが料理を持ってくるたびに、私たちは笑いを押さえるのに必死でした。だって、全部なにかかんか、びっくりな食べ物が入っているんだもの。

翌日の朝食バイキングも予想を裏切らず、窓一つない「朝食ご会場」と書かれた風通しの悪い部屋に入ると(会議室だと思う)、シチューの濃厚な匂いが襲ってきて、私たちはまた吹き出しました(前日の夕食にはシチューやシチューの素材になりそうなものなど一つもでていなかった。それなのになぜ朝食にシチュー??)。
案の定、朝食ブッフェの中には、こってり真っ白なホワイトシチューに肉団子が投入された料理が並んでいました。さすがに食べなかったけれど。

なんとか“一般的”な食品を選んでテーブルについてみたのですが、集まったのは見たこともないメーカの、果汁1%のオレンジジュース、不思議な堅さの納豆、全く味のしないコーヒー
その廉価食品オンパレードに、ものめずらしくて私たちはまたしてもわらいっぱなしでした。ここまで徹底しているとすごいなあ?。

食事が終わるとさっさと宿を出て駅前に戻ると、たまたま見つけた可愛らしい喫茶店に入り、ちゃんとしたコーヒーを飲んで、やっと一息つきました。
そして改めて、料理のひどさを口々にののしり、大笑いです。

その後、近くのガラス工房への移動で乗ったタクシーの運転手にすら「あ?、あそこの旅館はだめだよ。ちゃんと調べて民宿を予約しないと」と一蹴される始末。「ああいうのがこの町のもてなしじゃないからね、きっとまた来て。」とも言われました。
確かに町自体は、のどかで静かで、いい雰囲気ではありました。

ガラス工房をのんびり覗いて、電車で帰宅。
ロクなものを食べなかったのだけれど、景色は良かったし、料理はひどかったけれど、あまりのひどさをネタに笑えるような友だちと行けたのは楽しかった。過不足のない旅行よりも、意外と印象深かったかも?!

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